金融機関に就職すると、避けて通れないのが銀行業務検定試験。
その中でも特に「銀行業務検定試験 税務3級」の資格は、銀行業務検定主要3科目(法務・税務・財務)のうちの1つとしても有名で、ほとんどの銀行員が就職してすぐ(もしくは内定期間中)に取得するように指示されているかと思います。
税務3級を取得するということは銀行員としてのスタートラインに立つと同じことです。
今回は「銀行業務検定 税務3級」の試験概要(内容)や試験日程について解説し、次の記事にて難易度・勉強時間・おすすめの勉強法などについて解説していきます。

目次
税務3級ってどんな試験なの?
「銀行業務検定試験 税務3級」は、銀行業務検定協会が実施している検定試験です。
金融商品の利益にかかってくる税金から、お客さんの資産を計算する時に必要となる税金知識、相続・贈与相談の際に必要になる税金の知識などなど…
金融機関の業務には「税金」がとにかくつきまといます。
そしてこの資格試験で、業務をスムーズに行うために、銀行員として絶対に知っておかなければならない税金に関する知識を習得することができます。
税務3級ってどんな問題が出題されるの?
- 所得税に関する問題
- 相続・贈与税に関する問題
- 法人税に関する問題
- その他税金に関する問題
基本的に税金に関する計算問題や知識問題がまんべんなく出題されます。
特に計算問題は過去問に類似した問題が出題される可能性が非常に高いです。できるだけ過去問の計算問題を解きまくって・電卓を叩きまくって計算問題に慣れておきましょう。
税務3級の合格点は?
正答率60%以上(5択マークシート30問以上正解)で合格
合格率の状況によっては、ごく稀に合格点の引き下げがされることがあります。
税務3級の次の試験日はいつ?
2020年10月25日(日)13:30~16:00
受付期間:2020年8月11日(火)~9月2日(水)
税務3級の難易度・合格率・勉強時間・テキストを教えて!
次の記事にて解説していきます。

【参考】税務3級の基礎データ
税務3級の基礎データ (次回)実施日付 2020年10月25日(日) (次回)実施時間 13:30~16:00 出題形式 五答択一式 50問(各2点) 科目構成 所得税
(金融商品と税金・不動産所得・譲渡所得等)20問 相続税・贈与税 18問 法人税 7問 その他の税金
(地方税・登録免許税・印紙税・消費税等)5問 合格基準 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 試験時間 150分 試験開始後60分間、終了前10分間は退席禁止
HP(出典元) 税務3級|経済法令研究会
- 資格さえとっていれば、十分でしょ…。
- ニュースはWebやSNS、テレビで十分でしょ…。
- 新聞なんて古いもの読まなくていいでしょ…。
銀行員として経済紙を読むのは、常識であり、マナーです。
銀行員は常に最新の経済・金融ニュースをインプットする必要があり、テレビやWebニュース、SNSでは十分にニュースを手に入れることができない場合があります。
銀行員として立派に働きたい、恥をかきたくないとお思いのそこのあなたにピッタリの経済紙を下のリンク先で紹介しています。