銀行への内定おめでとうございます!
銀行員は「高給取り」「安定」「モテる」なんて言われており、世間のあこがれの的です。
そんな銀行員の内定を手にしたあなたには、きっと輝かしい未来が待っていることでしょう。
しかし、内定を取ったからと安心しきってだらけているようでは、あなたはいつまでたっても出世(昇進)できません。一生、平行員のまま、激務にさらされることになるでしょう。
そこで、この記事を見ているあなたにだけ、
内定を勝ち取ったあなたが、銀行員として輝かしい未来にたどり着くための近道をこっそりお教えします。
それは…
内定期間中に資格試験をできるだけ多く取っておく
ということです。
銀行員として働き始めると、とにかく資格を取り続けらされます。
それならば、内定期間中の暇な時間を有効活用して資格を少しでも先取りしておくべきです。そうしないと、同期間の競争(行内競争)に苦戦し、出世(昇進)が遅れ、高給を手にすることができなくなるかもしれません。
そこで今回は、内定後に取るべき(取ることをおすすめする)4つの資格をご紹介いたします。

銀行(金融機関)内定後に取るべき4つの資格
証券外務員一種
この資格がないと、銀行員として働けないといっても過言ではありません。
この資格は、窓口や渉外(外回り)で国債や投資信託などの投資関連の商品をおすすめしたり販売したりするために持っていなければならない資格であり、銀行員のほぼ全員が取得しています。
この資格を持っていないまま投資商品に関する業務を行ってしまうと、違反行為に該当し、あなたも銀行も処罰されてしまいます。
それだけ重要な資格です。
この資格については、内定期間中に取得を指示する金融機関も多いでしょう。
なにがなんでもこの資格だけは、内定期間中に絶対取得しておくべきです。

銀行業務検定 法務3級
今後、銀行員になったあなたを一生苦しめ続けるのが「銀行業務検定」に関する資格試験です。笑
そんな銀行業務検定のなかでおそらく最初に受験しなければならない資格の1つが「法務3級」です。
法務3級は、銀行の3大業務(窓口・融資・為替)+αの法律に関する知識を取得することができます。
銀行の業務は、法律にがっちりのっとって行われています。それにもかかわらず、業務の法解釈を理解していないまま業務を行うと、大きなトラブル(事故・事務ミス)に発展してしまい、あなた一人の業務行為のせいで銀行全体の信用が傷つけられてしまう恐れもあります。
それを防ぐのと同時に、適切な法解釈を知るためにも、この資格を内定期間中に取得しておくことをおすすめします。

銀行業務検定 財務3級
先ほど紹介した法務3級同様、銀行業務検定のなかでおそらく最初に受験しなければならない資格の1つが「財務3級」です。
財務3級は、特に「融資業務」に直結する知識を手にすることができます。
融資業務に配属されると、融資先企業がどれだけの資産を持っているかを示す「貸借対照表」や、営業・経営成績を示す「損益計算書」などを至極当然のように読解し、この企業にお金を貸してもいいのかな?という判断をしなければならず、こういった書類が読めないと、非常に困りものです。
それを防ぐためにも、この資格を内定期間中に取得しておくことをおすすめします。

就活前に取っておくべき資格として「簿記3級」を紹介していました。簿記3級もこういった財務関連の書類を読むために必要な最低限の知識を得ることができますので、取得していない人は早めの取得をおすすめします。
銀行業務検定 税務3級
先ほど紹介した法務・財務3級同様、銀行業務検定のなかでおそらく最初に受験しなければならない資格の1つが「財務3級」です。
税務3級は、すべての業務に密接に結びついている「税金」に関する知識を習得することができます。
窓口で働くことになっても、渉外(営業)として働くことになっても、融資業務で働くことになっても、この「税金」はどこまでも付きまとってきます。
金融商品や業務にはすべて「税金」が絡んでくるため、この税金はどのように計算されて算出されているのか?この税金の理由は何だろう?といったことを知らないまま業務を行ってしまうと、大きなトラブル(事故・事務ミス)や、国税局の税務調査の際に指摘されたりしてしまう恐れがあります。
それを防ぐためにも、この資格を内定期間中に取得しておくことをおすすめします。

就活前に取っておくべき資格として「FP3級」を紹介していました。FP3級も税金関連の最低限の知識を得ることができますので、取得していない人は早めの取得をおすすめします。

まとめ
内定期間は、最後のモラトリアム(暇な時間)です。
その時間を資格試験勉強にあてて、行内競争をスムーズに勝ち抜きましょう!
同期は敵です。ライバルです。そいつらに勝つためにも資格試験でスタードダッシュを切りましょう!
なお、資格試験のスケジュール(試験日)についてはこの記事を参考ください。


- 資格さえとっていれば、十分でしょ…。
- ニュースはWebやSNS、テレビで十分でしょ…。
- 新聞なんて古いもの読まなくていいでしょ…。
銀行員として経済紙を読むのは、常識であり、マナーです。
銀行員は常に最新の経済・金融ニュースをインプットする必要があり、テレビやWebニュース、SNSでは十分にニュースを手に入れることができない場合があります。
銀行員として立派に働きたい、恥をかきたくないとお思いのそこのあなたにピッタリの経済紙を下のリンク先で紹介しています。