
上の記事では、銀行業務検定の相続アドバイザー3級にかかる試験概要(内容)と、試験日程について解説をしました。
この記事では、相続アドバイザー3級の難易度(資格偏差値)、合格率、勉強時間、おすすめのテキストについて解説・紹介をしていきます。
目次
相続アドバイザー3級の難易度は?
相続に関する比較的簡単な問題がマークシート形式で出題されますが、相続特有のややこしい問題が出題されるため、年金アドバイザー3級含む他の3級試験よりは若干難しいかもしれません。
(参考)相続アドバイザー3級の資格偏差値
偏差値:37
難易度:超簡単
法務3級の資格偏差値を参考にしています。
相続アドバイザー3級の合格率は?
38.28%(直近5回分の平均値)
試験実施回 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
第144回 2019年10月 |
39.17% | 6,542名 | 2,055名 |
第142回 2019年3月 |
42.27% | 6,454名 | 2,728名 |
第141回 2018年10月 |
24.75% | 6,542名 | 1,619名 |
第139回 2018年3月 |
39.13% | 9,696名 | 2,924名 |
第138回 2017年10月 |
46.10% | 6,353名 | 2,929名 |
データ出典元:経済法令オフィシャルブログ

合格率は、20%~40%と、ややばらついています。
やはり、相続に関する問題が出題される試験ですので、若干難易度は上がります。
特に、民法や税法を少しでもかじっていない人は、相続を1から学ばないといけなくなるので、少し厄介かもしれません。
また、2019年に民法(相続法)が大きく改正されています。古いテキストではなく最新のテキストで必ず勉強するようにしてください。
相続アドバイザー3級の勉強時間は?
2週間~1ヵ月 程度です。
40時間~60時間程度さらっと勉強すれば、合格できるんじゃないでしょうか。
相続アドバイザー3級のおすすめのテキスト(参考書)は?
相続に関する様々なテキストは販売されていますが、この相続アドバイザー3級試験については、公式のテキストを用いるのがベストだと思います。
銀行業務検定試験公式テキスト 相続アドバイザー3級
銀行業務検定試験問題解説集 相続アドバイザー3級
相続アドバイザーの実務
- 資格さえとっていれば、十分でしょ…。
- ニュースはWebやSNS、テレビで十分でしょ…。
- 新聞なんて古いもの読まなくていいでしょ…。
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