主に銀行員が受験する「銀行業務検定試験」。
その中の一つに、「銀行業務検定試験 個人融資渉外3級」という資格試験があります。
試験名通り、個人融資担当者が絶対に受けるべき資格試験となっています。
今回は「銀行業務検定 個人融資渉外3級」の試験概要(内容)や試験日程について解説し、次の記事にて難易度・勉強時間・合格率、そしておすすめの勉強法について解説していきます。

目次
個人融資渉外3級ってどんな試験なの?
「銀行業務検定 個人融資渉外3級」は、銀行業務検定協会が実施している検定試験であり、個人向けローンに関する知識やお客さん応対に関する知識を習得することができます。
個人向けローンの営業担当部署に配属されると、当然ですが上司から「なんでもいいからとにかくローンを売ってこい!」と言われます。
しかし、ローンの知識も応対の方法も何もわからないまま、ローンの販売なんてできるわけがありません。当然、ローンのノルマも未達成に終わるでしょう。
ローンの販売をバシバシ決め、ノルマもバッチリ達成したい!と思っているならば、ローンの知識をしっかりと身につけ、お客さんから信頼される必要があります。
そこで、個人向けローンの知識をしっかりと身につけるためにも、この資格試験を活用すべきなのです。
個人融資渉外3級ってどんな問題が出題されるの?
この試験は、個人向けローンの商品知識や接客時の対応に関する基本的な問題が出題されます。
- 個人向けローンの商品知識について
- ローン実行時などの業務知識について
- ローン見込み顧客への応対方法について
- 資金ニーズの把握について
ローンの商品知識も当然ですが、金利決定方法とか担保に関する問題なども出題されます。
また、3級試験ではありますが一部記述問題があります。こんなお客さんが来たけどどう説明したらいい?どの商品を提案したらいい?といった問題が出題されます。
個人融資渉外3級の合格点は?
正答率60%以上(5択マークシート35問(70点)、記述問題6問(30点))で合格
合格率との兼ね合いで、ごくまれに合格点の引き下げが行われる場合があります。
個人融資渉外3級の次の試験日はいつ?
2020年10月25日(日)13:30〜16:30
<6月試験中止に伴う特別試験実施>
受付期間:2020年8月11日(火)~9月2日(水)必着
個人融資渉外3級の難易度・合格率・勉強時間・テキストを教えて!
次の記事にて紹介していきます。

【参考】個人融資渉外3級の基礎データ
個人融資渉外3級の基礎データ (次回)実施日付 2020年10月25日(日) (次回)実施時間 13:30〜16:30 出題形式 五答択一式、事例付五答択一式、記述式 科目構成 基本知識 15問 10事例20問 技能応用 3題6問 使途別各種資金ニーズの把握/情報収集と活用/零細企業の資金ニーズの把握/融資プラン/ローン商品知識/ローン実行手続/担保・保証/その他 合格基準 満点の60%以上(試験委員会にて最終決定) 試験時間 180分 試験開始後60分間、終了前10分間は退席禁止
HP(出典元) 個人融資渉外3級|経済法令研究会
- 資格さえとっていれば、十分でしょ…。
- ニュースはWebやSNS、テレビで十分でしょ…。
- 新聞なんて古いもの読まなくていいでしょ…。
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銀行員は常に最新の経済・金融ニュースをインプットする必要があり、テレビやWebニュース、SNSでは十分にニュースを手に入れることができない場合があります。
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