社会人として生きていくために、「簿記」の知識は必要不可欠です。
会計事務職に就いている人だけではなくて、経営者、営業マンも当然、おさえておかなければなりません。
特に銀行員は、融資審査部門や、資金運用部門に配属されると、業務上簿記の知識が絶対に必要になってきます。
- 融資審査部門:融資取引先の財務諸表を解読し、支払い能力の審査
- 資金運用部門:投資先企業の財務諸表を解読し、ROEや売上高純利益率などの財務指標のチェック
なので、簿記の知識は最低限おさえておかないと、全く仕事にならない可能性があります。
「借方」「貸方」って何??
このレベルでは、全くお話になりません。
なので、簿記の知識を最低限おさえるためにも、「簿記3級(日商簿記3級)」の資格は絶対にとっておきましょう。
そこで今回は、日本・各地の商工会議所が実施している「簿記3級」の試験概要(内容)や試験日程について解説し、次の記事にて難易度・勉強時間・合格率、そしておすすめの勉強法について解説していきます。
簿記3級ってどんな問題が出題されるの?
- 簿記の基本原理
- いろいろな取引時の会計処理
- 決算処理
出題された取引を実際に計算し、仕訳(財務諸表など)に転記するといった基本的な記述式の問題が大問5題出題されます。
簿記3級は、小規模事業者の簿記をターゲットにしており、家計簿に毛が生えた程度のレベルの簿記知識で対応可能です。
銀行員、会社員だけではなく、主婦・主夫や高校生もたくさん受験しています。
簿記3級の合格点は?
70%以上で合格(7割で合格)
単発の仕訳問題よりも、財務諸表への転記問題の配点ウェイトが高いので、注意しましょう。
簿記3級の受験資格は?
特になし
簿記3級の次の試験日はいつ?
2020年11月15日(日)
申込受付日時・申込方法・試験会場は、申込先の商工会議所によって異なります。
試験実施2ヶ月前になったら、最寄り(受験希望先)の商工会議所のHPなどをチェックするようにしましょう。
簿記3級の難易度・合格率・勉強時間・テキストを教えて!
次の記事で紹介していきます。

【参考】関連リンク先
日本商工会議所
- 簿記3級|商工会議所の検定試験:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3
- 資格さえとっていれば、十分でしょ…。
- ニュースはWebやSNS、テレビで十分でしょ…。
- 新聞なんて古いもの読まなくていいでしょ…。
銀行員として経済紙を読むのは、常識であり、マナーです。
銀行員は常に最新の経済・金融ニュースをインプットする必要があり、テレビやWebニュース、SNSでは十分にニュースを手に入れることができない場合があります。
銀行員として立派に働きたい、恥をかきたくないとお思いのそこのあなたにピッタリの経済紙を下のリンク先で紹介しています。